大規模倉庫の屋上防水シート【住吉区 ㈱M様 倉庫】
倉庫の屋上に塩ビシートを敷く防水工事
台風による強風で倉庫屋上の塩ビシートがはがれてしまったため、これを機にはがれた箇所だけではなく、全体的に塩ビシートを敷き直したいというご希望を頂きました。
Before
まずは、現場調査をさせて頂きました。
お客様から事前にお伺いしていましたが、確かに防水シートの劣化が進んでいるのがすぐに分かります。
ひび割れが入っている箇所もあり、今のままでは大規模な雨漏りが発生する可能性がある状態でした。
工事中
今回の工事は、固定ディスクを用いて防水シートを下地に固定する機械的固定工法と呼ばれる工法で実施していきます。
まずは必要な資材をどんどん搬入していきます。下の画像は防水シートです。
規模が大きな工事のため、大量に搬入しています。
防水シートに使用するのは、ロンシール工業㈱様のニューベストプルーフです。
ニューベストルーフは細部の仕上がり綺麗になるのが特徴的です。
絶縁緩衝シートには防水シートと同じくロンシール工業㈱様のラジアルシートL600を使用します。
絶縁緩衝シートは、通気性を持たせる役割があります。
防水シートの下に敷くことで、湿気を逃がし、防水シートが膨れるの予防してくれます。
絶縁緩衝シートがなければ、防水シートの耐久性も低下してしまうので、今回の工事では必須の工程になります。
絶縁緩衝シートの敷設が完了したあとは、防水シートを固定するための塩ビ鋼板のディスクを設置していきます。
塩ビ鋼板のディスクは、絶縁緩衝シートを上から固定すると同時に、ディスクの位置が後で敷設する塩ビシートの固定する箇所になります。
塩ビ鋼板のディスクは、アンカーで一つひとつしっかりと全体にまんべんなく留めていきます。
全体に塩ビ鋼板ディスクの設置が完了すれば、下地の準備は終了です。
下地準備の終了後は、防水塩ビシートを敷いていきます。
数日かけ、全体に防水塩ビシートを敷くことができました。
剥がれが目立つ部分については、防水シートを敷くとムラができてしまうもとになるので、削りとってから上記の処理をします。
防水塩ビシートを敷いたあと、ウレタン塗装もすることで綺麗な状態になりました。
After
スタッフより
今回の工事で老朽化による雨漏りの心配もなくなり、使用している素材も頑丈なものを使っているので耐久性も高くなりました。
当面はメンテナンスも不要で、安心できる陸屋根になりました。
もし、他にご要望があれば、いつでも気軽にお声をかけて頂ければと思います。
ご依頼頂き誠にありがとうございました。